2022/08/23 20:12
なんとなく「電気代高くなった」と思うことはありませんか?
その原因は近年増えている電気の窃盗、俗に言う盗電かも知れません。
電気は分かりやすく目に見える財物ではないため盗まれていても気づきにくいですが、コンセントを勝手に使われ、なぜかその電気代を支払っていると思うと盗電は阻止したいですよね。
盗電は立派な窃盗罪ですので、怪しいかもと思ったらこの後に紹介する方法で調べて今後されないように対策を立てましょう!
目次
・どうやって盗電されるのか
・盗電されているか調べる方法
・注意点(漏電の可能性もあります)
・盗電防止にはコンセントカバーがオススメ!
・どうやって盗電されるのか
最も多い手口が住宅の外壁、駐車場、ガスメーター横、アパートやマンションの共用部などにある屋外コンセントに延長コードを繋げて電気を盗む方法です。
「延長コードが繋がっていれば気づくでしょ」と思うかもしれませんが、人目に付かない時間帯や死角になっているコンセントを狙って盗電は行われるため気づきにくいです。
特に屋外コンセントは普段使っていないと意識をしないので、自分の持つ敷地内のどこに屋外コンセントがあってどんな状態になっているか即答できる人も少ないと思います。
そのため盗電は気づかぬうちに行われ、過去には約1年間も隣の家から盗電行為をして、合計で約2万円相当の電気を盗んでいた事例もあります。
過去の盗電事例について

盗電は被害を受けていても気づきにくいので、エアコンの使用が増えた等の心当たりがなく電気代が高くなっているのであれば以下の調べ方で盗電の有無を調べ、疑いがある場合はしっかりと対策をしましょう。
・盗電されているか調べる方法
盗電の厄介さを知ってもらえたら調べる方法を知りましょう!
専門知識や難しい操作はないので安心して読んで実際にやってみてください。
まずは目視
電気を盗むにはコンセントにコードを差さなければいけません。
なので屋外コンセントを見てみましょう。
それで何もなければ良いですが、もし繋げた覚えの無いコードがコンセントに差さっていたら要注意です。
盗電をされている可能性があるのでコードの先を確認して、隣家からコードが来ていたり見覚えのないスマホが充電されている等があれば盗電されているので、管理会社や警察などに通報をして対処してもらいましょう。

電気メーターを確認
丸1日家にいる必要がありますが、2〜3時間おきに電気メーターを確認するのも一つの手段となります。
定期的に数字をチェックしてエアコンやこたつなど特別電気を消費する機器を使用していないのに夜中などの特定の時間帯に極端にメーターの数字が増えていれば盗電されている可能性があります。
ただ、出来れば何日か調査できると良いです。
1日だけではたまたまその日は盗電されてないかもしれないので、何日か調査をしてみると特定の曜日の特定の時間だけ盗電されているのを発見するかもしれません。

電化製品の電源を全て切る
かなりの手間にはなりますが、敷地内にある全ての電気を使用する機器の電源を切ってコンセントも抜きます。
そして電気メーターを見て止まっていれば盗電はされていませんが、動いている場合は盗電の可能性が高いです。
見落としているコンセントがないか探してみましょう!
・注意点(漏電の可能性もあります)
心当たりのない電気代が高くなる原因には盗電以外に漏電があります。
ブレーカーが落ちたり、雨が降ると停電する、電化製品を触ると痺れるなどがある際は漏電の可能性が高いです。
漏電は字の通り電気が漏れているので感電や火災等を引き起こす原因となるためとっても危険です。
管理会社や修理業者に連絡をして対処をしてもらいましょう!

・盗電防止にはコンセントカバーがオススメ!
上記のように盗電が疑われる場合は調査が必要ですが、とっても手間がかかるため面倒と思った人もいると思います。
盗電による余計な電気代の出費は防ぐべきですが、調査をする時間がない、手間を掛けずに盗電を防ぎたい時にオススメなのがコンセントカバーです!
鍵で簡単に開け閉めが出来るので、使わない時は鍵をしておけば物理的に盗電を防げます。
設置も簡単で鍵は南京錠で良いのですぐに使用出来ます。
手間なくしっかりと盗電を防げるコンセントカバーは一個2000円以下で購入出来るので、冒頭の知らぬ間に1年間盗電されて2万円払うよりも安く盗電防止が出来ます!